功山寺

IMG_0946.JPG

鎌倉時代創建、唐様(からよう)建築の美しさを保つ仏殿は、わが国最古の禅寺様式を残しており、国宝に指定されています。

また数々の歴史の舞台となったところで、毛利元就に追われた大内義長が自刃したり、高杉晋作が明治維新の転機となる旗揚げをした寺としても知られ、境内には馬上姿の晋作の銅像も置かれています

 

 大内義長のものと言われている墓や、初代秀元をはじめ9人の藩主達の墓が仏殿裏にあります。桜と紅葉の名所です。

 

 所在地  下関市長府川端1丁目2-3

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩10分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩10分

 問い合わせ 功山寺 083-245-0258

 

長府沖にある満珠・干珠島

0813.JPG

 その昔、朝鮮から新羅の大軍が攻めてきた時に、神功皇后が龍神から授かった2つの珠(潮干る珠・潮満る珠)を使って、船で近づこうとする新羅軍を「潮干る珠」で足止めし、船を降り攻めてきた新羅軍を「潮満る珠」で滅ぼしました。

 そののち、神功皇后は軍船を整えて、いよいよ新羅へ渡り、敵を打ち破り、やがて神功皇后の軍隊は勇ましく長門の浦に凱旋してきました。

 凱旋の後2つの珠を海中に返すと、この二つの島になったという伝説があります。

 忌宮神社の飛び境内地で、両島の樹木は国の天然記念物に指定されています。

 平家が滅び武士の時代の始まりとなった壇ノ浦の源平船合戦では、海峡の潮流に詳しい長府・串崎の水軍が源氏方へ味方し、源氏はこの島周辺に本陣を構えたといわれます。

 関門海峡のいたるところから望見できますが、二つの島が寄り添うように見える豊功神社や御船手海岸からの風景が最も良いといわれています。

 

 所在地  下関市長府沖

 交通   豊功神社 JR長府駅からバス9分「松原」下車、徒歩7分

           JR下関駅からバス21分「松原」下車、徒歩7分

      御船手海岸 JR長府駅からバス9分「松原」下車、徒歩10分

            JR下関駅からバス21分「松原」下車、徒歩10分

 問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120

 

豊功神社

IMG_1330.JPG

応神天皇、武内宿祢、穂田元清、毛利秀元をはじめ長府藩歴代の藩主を祭神としているお宮で、むかし、龍神を祭った社であったといわれていますが、慶長7年(1602)毛利秀元が長府藩主として移って来たとき、宮崎八幡宮を安芸国より勧請して中殿とし、左に櫛崎八幡宮、右に高良大明神を祀り、松崎八幡宮というようになりました。

 大正6年(1917)6月に、藩祖秀元以下歴代の藩主を祭った豊功社を忌宮境内からこの地に移して各社を合祀すると、櫛崎、宮崎、松崎という社号を廃して現在の豊功神社としました。

 境内の海側一帯が展望台小公園となっており、神話伝説の島として知られる満珠・干珠の二島を眼下に望むことができます。

 所在地  下関市長府宮崎町4-1

 交通   JR長府駅からバス9分「松原」下車、徒歩7分

      JR下関駅からバス21分「松原」下車、徒歩7分

 問い合わせ 豊功神社 083-246-0124

 

櫛崎城跡

IMG_1335.JPG

慶長5年(1600)10月10日関ケ原の役で西軍に付いた毛利氏が、防長2国に減封され長府に支藩をおいた際に、36,200石の初代長府藩主となった毛利秀元が同年11月2日櫛崎を居城と定めました。

 古くは、西の海に勢力を誇っていた藤原純友の配下の稲村影家がつくったともいわれ、その起源は大変古いといえます。大内氏の時代には、内藤隆春がこの城にいました。

 江戸幕府の出した元和元年(1615)閏6月13日の一国一城令によって、山口高嶺城、岩国横山城と共に櫛崎城の城郭が取り壊されました。

 現在は、旧城内にも人家が建ち、石垣や城内の土塀、井戸の跡、櫓門跡などからはわずかに当時の面影をしのぶことができます。

 海に近い高台は、関見台公園として整備され、とおく豊後水道や関門海峡を見渡すことができ、櫛崎城への海からの入り口であった「御舟手」の海岸へも降りることができます。

 

 所在地  下関市長府外浦町1番

 交通   JR長府駅からバス9分「松原」下車、徒歩7分

      JR下関駅からバス21分「松原」下車、徒歩7分

 問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120

 

総社跡

IMG_0102.JPG

 

大化改新(645年)により律令制度が全国に施行されると、中央から任地に赴いた国司は、着任後最初の仕事が管内の全ての神社を巡拝することでした。

 しかし時代が下って平安中期以降になると祭祀やしきたりが怠りがちとなり、管内の神社を国府に近い便宜の場所に集めて一社を建て総社とし、そこを詣でることで管内神社の巡拝にかえるようになりました。

 

 長門国府があった長府でも国衙にほど近いこの位置に長門国の総社が建立されており、昭和四十年代までその社の一部を見ることができました。

 このあたりは現在でも惣社町と呼ばれており、総社と同意語で国府時代に総社があった名残です。

 

 所在地  下関市長府惣社町

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩10分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩10分

 問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120

 

菅家長屋門・古江小路

IMG_0205.JPG

 

 

菅家は、長府藩祖毛利秀元に京都から招かれ、侍医兼侍講職を務めた格式ある家柄です。この長屋門は、代々藩中医家随一の名門にふさわしい構えを見せており、武家の屋敷構えとその趣を異にしています。

 また、長屋門を中心に左右に延びた石垣の上の練塀は、建物との調和をよく保っており、練塀が続く小路の家並みと共に、もっとも城下町らしい風情を残しています。

 

 所在地  下関市長府古江小路町2番

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩7分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩7分

 問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120

 

忌宮神社

IMG_1093.JPG

 

忌宮神社の由緒によれば、第十四代仲哀天皇が九州の熊襲を平定のため御西下され、この地に皇居豊浦宮を興して七年間政治を行われた旧址で、天皇が筑紫の香椎で崩御されたのち御神霊を鎮祭し豊浦宮と称した。

 

 その後聖武天皇の御代に神功皇后を奉祭して忌宮と称し、さらに応神天皇をお祀りして豊明宮と称した。

 三殿別立の古社(延喜式内社)であったが、中世における火災の際豊浦宮、豊明宮を焼失、中殿に合祀して一殿となり、忌宮をもって総称するようになった。

 

 忌とは斎と同義語で、特に清浄にして神霊を奉斎する忌みであると言い、

現在の社殿は明治十年(1877)の造営で、昭和五十六年(1981)に改修したものと言われています。

 

 この社の夏祭として毎年8月7日から1週間続く「数方庭祭」は、1,800年の歴史を持つ天下の奇祭として有名であり,市の文化財に指定されています。

 境内には数多くの文化財を所蔵する宝物館や,蚕が初めて日本に渡来した地としての記念碑等があります。

 

 所在地  下関市長府宮ノ内町1-18

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩5分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩5分

 問い合わせ 忌宮神社 083-245-1093

 

乃木神社

IMG_0018.JPG

 

明治の代表的な武人と言われる乃木希典を祀る神社で、社は台湾阿里山のひのき材を用いた極く簡素なものです。

 境内の旧乃木邸の地には、乃木将軍が幼年時代を過した家が復元され、ゆかりの品を展示する宝物館などもあります。

 所在地  下関市長府宮の内町3-8

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩7分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩7分

 問い合わせ 乃木神社 083-245-0252

 

 

 

 

横枕小路

IMG_0112.JPG

 

忌宮神社の西側から乃木神社の横を東西に抜ける細い通りは、練塀の路地のなかでも代表的なもので、緑に覆われた練塀と土の道は、情緒にあふれそぞろ歩きを誘います。

 このあたりの練塀は市の文化財に指定されています。

 

 所在地  下関市長府宮の内町3番

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩11分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩11分

 問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120

 

 

国分寺跡

IMG_0109.JPG

 

聖武天皇が天平13年(741)国家平安を祈り諸国に建立した国分寺の一つ。

石碑の場所からから北にかけた一帯がその境内地跡で、地形上他国のものより寺域が小さく方一町程度と推定されています。

中世は大内・毛利両氏、近世は長府毛利氏の庇護をうけていましたが次第に寺勢が衰退し、明治23年(1890)に市内南部町の大隆寺跡に移転しました。

長府博物館の前庭には、国分寺跡から出土した礎石が一基置かれています。

 

 所在地  下関市長府宮の内町3番

 交通   JR長府駅からバス7分「城下町長府」下車、徒歩8分

      JR下関駅からバス23分「城下町長府」下車、徒歩8分

 問い合わせ 長府観光会館 083-246-1120